こんな時は保険を見直そう

マイホームを購入した人の医療保険

家計状況が変わる場合といえば、まず浮かぶのはマイホーム購入です。

 

「死亡保険」「医療保険」どっちから、と問われれば、
このときも、結婚した場合と同様、
まず先に「死亡保険」から見直す、というのが順当でしょう。

 

ローンを組む際には「団体信用保険」という死亡保険に入りますので、
これまでの死亡保障額を減らせる場合があります。
死亡保障のついている「医療保険」に入っていらっしゃる方は、
もちろんその死亡保険金もあわせて過不足を考えてください。

 

また、「医療保険」に関しては、
今入っている医療保険の入院限度日数をチェックしておきましょう。

 

ローンでマイホームを購入した場合、一番困るのは、
収入が減少するような不測の事態が起こった時。
賃貸住宅のように、簡単に家賃の低いところに引っ越したりはできませんし、
もちろんそんな不測の事態の場合でも毎月の返済は続きます。
入院が長引いても、入院限度日数の多い医療保険を持っていれば、安心度が違いますよね。

 

病気で働けなくなってしまった場合に備えて、
医療保険の入院日額を少し高い目に設定して、必要経費との差額をローンに充てる、
という考え方もあるようですが、
これまでもお話してきましたように入院より通院治療が増えている最近の傾向からいいますと、
見直すべきはそこではないかなぁ、と私は思います。

 

本当に困るのは収入が完全ストップしてしまうほどの
「長期の入院」になってしまった場合。
その場合に備え、「長期入院特約」をつけたり、
「入院限度日数」の多い医療保険に入り直すなど、入院の限度日数を見直しておくのは一手でしょう。

 

同時に余裕のある方は
「収入保障保険」を、このタイミングで検討してみるのもよいと思いますよ。

 



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