医療保険の選び方〜実践編〜
医療保険の選び方〜準備編〜では、
「自分は医療保険で何に備えたいのか?」「何が不安なのか?」を明確にしていただくことで
あなたが求める医療保険のアウトラインを掴んでいただきました。
ここからは〜実践編〜です。
準備編で書き込んでいただいた「自分にピッタリの使える医療保険!完全整理シート」を元に、「自分にぴったりの使える保険」を選びましょう。
ご存知のように医療保険の種類はとてもたくさんあります。
しかも、各社微妙に項目も違いますので、一概に比べにくい!!
サービスが充実している医療保険は魅力的ですが、
その分保険料が高くなるのはあたりまえのこと。
逆に保険料が安いということで選んで、必要な保障が手に入らなければ意味がありません。
だから、自分にとって必要な保障が割安で手に入る保険をどう見極めるかが重要になってきます。
それが、「自分にぴったりの使える保険」を選ぶ極意なんです。
実際にやってみましょう!
まずは、情報を集める。
今は各社ホームページが非常に充実しているので、
まず、気になる保険会社や保険商品のページをみてみましょう。
このとき、必ず複数社の保険をチェックしてみることをおすすめします。
そして、チェックシートを元に、「おっ、これは自分の希望に答えてくれるかも」という保険が見つかれば
詳しい情報をゲットしましょう。
ほけんの窓口
迷ったら、チェックシートに立ち返る
「月々の保険料は高いけど、この保険にはあんなこんなと付帯サービスが色々あっていいよな〜」とか
「えっ、そんな特約があるならつけておいた方がいいかなあ」など、
複数の保険を比較すればするほど、困ったことに迷う要素はたくさんでてきます。
そんな迷ったときのヒント。
その保障、本当に必要ですか?
こんなときこそ、「自分にピッタリの使える医療保険!完全整理シート」をもう一度見てみましょう。
確かにそんな充実した保障があればいいですよね。
でも、あなたが医療保険に入る目的は何でしたっけ?
差額から、総支払額を計算してみよう!
その保障をつけることによって、支払い保険料はいくら上がりますか?
入院日額を10,000円から15,000円にすることによって、
支払い保険料の総額はどれだけあがりますか?
迷ったときは冷静になることが肝心です。
「まぁいいか」や「えい!やぁ!」で保険を決めてしまうと、
数年後、はっと気づけばものすごい保険料総額になっていたり、
長期入院の時のために保険に入るはずだったのに、1入院あたりの保障日数が少なかったり、
いざ医療保険と思ったときには保障期間が切れていたり・・・などなど、
残念な結果が待っているかもしれません。
自分の加入目的はなんだったかな?
どんな保障が欲しくて医療保険に入るんだっけ?
それ忘れないための「自分にピッタリの使える医療保険!完全整理シート」です。是非ご活用ください。
比較する。
ここまでで、あなたの目的に応じた保険をいくつか選び出せたと思います。
ここからは、最後の絞込み作業です。
比較のポイントは、ずばり「費用対効果」です。
同じ保障内容なら、月々の保険料負担がリーズナブルなもののほうが、もちろんいいですよね。
アナログですが、ここはひとつ比較表を作って比較することをおすすめします。
★医療保険 絞り込み比較表
ダウンロード
まず、「自分にピッタリの使える医療保険!完全整理シート」でまとめた、あなたの基本条件を記入してください。
そして、縦軸にチェック項目を並べましたので、
その右の空欄にあなたがセレクトした保険の内容を記入してください。
保険料の見積もり方ですが、
資料請求をした場合は「保険料の一覧表」が入っていませんでしたか?
その表から自分の年齢のところを見てみましょう。
または、各社のサイトで試算できることも多いので、簡単お手軽に見積もることができます。
わからなかった、という方は、その保険を取り扱う保険会社のコールセンターに電話して聞いてみる、
という手もあります。
この表が完成すれば、保障内容と支払い保険証に対する費用対効果が一目瞭然!ですね。
「自分にぴったりの使える保険」 見えてきましたね!!
どうしても選べない、という人のために
一つ一つのホームページを見て、商品をセレクトするのも面倒くさい・・・という人は、
街中の保険ショップやファイナンシャルプランナーのところへ行く!という手もあります。
チェックリストを作ったことで、あなたが求めている医療保険はほぼ見えていますので、
その情報を保険ショップの担当の方やファイナンシャルプランナーに伝えれば、
取り扱っている複数社の商品の中からあなたによいと思われる商品をいくつかピックアップしてくれます。
保険ショップに関しては、相談や見積もりも無料でやってくれるところがほとんどです。
ただし、もちろん、保険ショップがすべての保険を取り扱っている、というわけではありませんので
そこは注意してください。
また、当たり前のことですが、担当する人によって、スキルや経験値も違います。
おすすめはやはり複数の保険ショップで見積もってもらうことです。
恐らく、それぞれ違う保険を提示してくれると思いますよ。
逆にもし、ずばり同じ医療保険の同じプランだったなら、
その保険があなたにぴったりの可能性はぐんと高まりますよね!
詳しくは、「医療保険 おすすめの加入方法」のところでも触れましたので、こちらもご覧ください。
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